アコウの大樹
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松尾神社境内にあるアコウの大樹。周囲9m、樹高25m、樹齢300年を誇ります。
クワ科イチジク属の常緑樹で、親木に寄生して木根を垂らし、最終的には親木を覆い尽くして枯死させてしまう絞め殺しの樹木です。
大正10年に国の天然記念物に指定されています。
天満宮
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明治30年頃、神社と芝居するための舞台を兼ね備えたこの天満宮が建築されました。
舞台の中心には直径5mの廻り舞台があり、舞台下の廻し棒をまわすと板が回転する仕組みになっています。
吉福家住宅
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平成11年5月、国指定重要文化財に指定。
当時の封建時代の特色の自由な思想から造られた、それぞれの身分の機能空間が感じられます。
女城神社
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安産の神様と祀られている神社。祈願し、無事出産できたら、男児なら「幟」、女児なら「毬」を奉納する風習があります。
神社先を少し進むと女城岬(めじろばな)で、開けた景色の中、太平洋を見ながら一休憩はいかがでしょうか。
金比羅宮灯明台
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海の神・金刀比羅宮灯明台は安政7年に建立。
まちの高台にあり、今でも海の男たちを見守っています。昔、石灯籠は灯台(常夜灯)として活躍していたそうです。
石垣・鰹節工場跡地
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松尾は土佐鰹節発祥の地であり、以前は松尾集落に散らばって点在していました。
その跡地が石垣(野面積み)で築かれたまま残っていて、細い路地を歩いていると発見できます。
石抱きアコウ
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松尾漁港の東側の浜辺に植生するアコウの木。
玉石を抱え込みながら成長した様は、タイの世界遺産・アユタヤのワット・プラマハートの仏頭を思わせます。
トオルマの夕日
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年に2度、春分と秋分の日とその前後4日間、臼碆の山頂に沈む夕日が、海蝕洞門(波の浸食で形成された洞門)を貫き、海面に一条の黄金の光を生み出す現象を「トオルマの夕日」と呼んでいます。
年に14日、しかも気象条件のいい時だけしか見れない絶景。足摺岬から西へ車で7〜8分のおおどとんぼ公園の前から見ることができます。